ランドセルを素敵にリメイクして、卒業の思い出を身近なところに!
雨の日も風の日も暑い日も寒い日も、
小学校6年間を共にした相棒・ランドセル。
その役目を終えたからといって、
処分しちゃうのはなんだか忍びないですよね。
そこで今回ご紹介するのは、
【ランドセルリメイク】です!
ご近所さんや親せきの方に譲ったり、
リサイクルショップやフリマアプリなどで簡単に売ることもできます。
しかし、
「この後どうしたらいいかしら」と悩んで、
押入れにしまいっぱなしになっている方もきっといらっしゃるはず!
リメイクして思い出のたっぷり詰まった
実用性アイテムに変身させてみませんか?
①ランドセルリメイクって何?
ランドセルリメイクとは、その名の通り、
ランドセルをリメイクすることです。
(作り直すこと・また、その作品のこと)
主に革製品を扱う工房に注文して、
製作してもらうことになります。
どんなものに作り替えられるのでしょうか?
ランドセルの素材は、
のものがほとんどですので、
革製品へのリメイクとなります。
革製品は長く使える上に丈夫なため、
身近にある普段使いのアイテムに多く作り替えてられているようですよ!
例えば、
財布・ケース類・ふで箱・トートバック・
アルバム・定期入れ・スマホケース…など
まだまだありますが、
どれも毎日のように使うものばかりですよね。
私は本を読むのが大好きで、
市販の革のブックカバーを持っていますが、
使い込んでいくにつれて色合いが変化し、
いい柔らかさになってきました。
とても気に入っているので、
本好きの方にはブックカバーリメイクをおすすめしたいです!
他にも、
「ミニチュアランドセル」や
「革ぞうり」(ビーチサンダルに牛革)
にリメイクしてくれるお店もあるようです。
革ぞうり…
とても軽くて履き心地がいいそうですが…
一度試してみたいものです!
② リメイクの料金と製作日数は?
《かかる日数は?》
ランドセルリメイクは、一度解体して、
必要なパーツに分けたり、切り出したり…。
一日二日でできる作業ではありません。
使える所をめいっぱい利用する工房も多く、
複数個に変身させることもできますが、
その分期間は長くかかります。
おおよそですが、
最短で数週間から2~3か月。
人気のある工房だと、
複数製作依頼で1~2年待ちもあるとか!
特に3~6月は、
繁忙期となる工房が多いようです。
出来上がれば長く使えるものですので、
気長に待ってみましょうね!
《お値段は?》
料金ですが、こちらも
「何を頼むか」「どこの工房に頼むか」
によって大きく変わってきます。
あくまでも参考までに…
ヘアゴムやキーホルダーですと、
数百円~千円台くらい。
キーケースやコインケース、
定期入れなどは5千円~1万円くらい。
ミニチュアランドセルは1万円前後。
長財布やバッグ類は1万~数万円くらい。
が多いみたいです。
「ちょっと高くて手が出ない…」という方。
ご安心ください!
工房によっては、
セット料金を設けているところがあるんです。
作れる種類は限られてきますが、
6点セットで5千円以下の激安お店とか!
お店によって
セット内容が違ったり、
可愛さがあふれていたり、
シンプルにしてくれたり、
ご自分の好みに合った
お店を見つけてみてくださいね。
ちなみに。
なかには、まとめて作ったうちの一つを、
祖父母やご両親にプレゼントするという
粋な計らいをする方もいらっしゃいます。
きっともらった方も目にする度に、
たくさんの場面を思い返せて嬉しくなるはずです!
③ランドセルリメイクの注意点
リメイクするアイテムは、
長年使ってきたランドセル。
特に背の部分から使われ作られます。
ですので、ランドセルの状態が悪いと
リメイクできないことがあります。
人工皮革の場合、
裏の革部分が必要なのですが、
この部分は元々あまり耐久性がありません。
背の部分を強く折り曲げてみて、
深いひび割れが多いものは、
リメイクに向いていないようです。
その場合は別料金になりますが、
革を張り替えたうえで、
加工のお願いが可能になる工房もあります。
気になるお店を見つけたら、
問い合わせてみてくださいね。
④最後に
いかがでしたか?
多少お高めではありますが、
色んな思い出が詰まっていると思うとロマンがありませんか?
大事にすれば長年使えるので、
案外お安いお買い物なのかもしれません。
長く頑張ってくれたランドセルを
もう一度輝かせるきっかけになれば幸いです。