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30代で子育てと仕事を両立するワーママさんにお伝えしたい4つのこと

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初めまして。
女の子1人の子育てをしながら、
フルタイムでコンサルタントをしているYURIと申します。

私はちょうど30歳になる前に産休・育休に入り、30歳で仕事に復帰しました。

子育てをしながら仕事を続けるのは大変と感じたのはもちろんのことですが、
自分のキャリアについても悶々と悩みました。

働き方は人によりますが、私自身は子供が生まれても仕事は仕事で、
自分の名前で成果を残す働き方をしたいと思っていました。

なぜなら30歳という働き盛りで、
且つキャリアにも大きく影響しそうな時期に約1年のお休みを取り、
且つその後も時短勤務するということに対して、漠然とした不安があったからです。

今回は私自身がこれまでどんなことに悩んできたか、
経験してきたかをお伝えしたいと思います。

 

 

1.30代、思ったより体力が続かない

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仕事に復帰してしばらくして、
「あれ、私こんなに疲れやすい人だったけ・・・?」と思いました。

もともと割と体力には自信があり、
多少の睡眠不足は週末寝溜めすれば大丈夫と思っていましたが、
出産して復帰してみると、毎日ものすごく疲れる。

それでも無理して、
睡眠時間を多少削ると次の日ぼーっとしてミスが増えてしまうという負の循環でした。

子育てと家事、仕事の3つを両立しているので、
多少はしょうがないと思っていたのですが、
段々と歳のせいではないかと感じてきました。

皆さんもご存知かと思いますが、
30代に入ると20代のような無理がきかなくなってきます。

睡眠の質も落ちますし、ちょっとのことで疲れる。

この時期に子供ができて仕事と両立というのは結構大変なんだ!
と自分が仕事に復帰してから初めて気づきました。

つまり、「気合でのりきる!」が通用しなくなるのです。

色んな面で工夫をして、手を抜く、
あるいはストレスを溜めないようにしないと自分自身がボロボロになってしまいます。

 

2.ストレスを溜めない:寝る前に、毎日できたことを3つ書いて週末にできたことを振り返る

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家事の手抜き方法は色んなWEBサイトで紹介されているので、
自分に合った方法を見つけられると良いと思いますが、
意外と一番難しいのがどうやったらストレスを溜めないようになるかだと思います。

私自身は割と完璧主義で、
全てを気合と根性(少し古いですが・・・)で乗り切るタイプだったので、
仕事に復帰してから辛くなってきました。

頑張れば頑張るほどストレスが溜まり、
家に帰ってちょっとしたことで夫に当たってしまうということの繰り返し。

当然家庭の雰囲気も悪くなります。
これを何とか変えたいと思っていました。

ある日職場のワーママの先輩にそんな話しをしたところ、
「できた自分をもっと褒めた方が良いんじゃないかな」とアドバイスをもらいました。

当然ですが、大人になればなるほど、
家庭でも仕事でも「褒められる」ことはなくなってきます。

でも人間って、
「よくできたね」とか「すごいね」って言われると嬉しいしやる気もわきますよね?

私は、多分そういった「人から認められる」ことに飢えて
イライラしていたのかもしれないと感じました。

それに、もともとできないことばかりを考えてしまうので、
その性格も自分自身を苦しめていました。

急「自分自身をもっと褒めよう」と思っても難しいので、
毎日今日できたこと3つを寝る前に書き出すということを始めました。

「朝いつもより20分早く起きた」「資料を時間内にまとめられた」
「夫に笑顔でお帰りって言えた」などなど本当に些細なことから始めました。

そうすると、週末には15個のできたことがノートに並びます。

すると、「意外と自分頑張ってるなぁ」と思えてきて、
何だかとてもやり切ったような気持ちを感じるようになりました。

段々とイライラすることも減っていき、
旦那からも「最近笑顔が増えたね」と言ってもらえました。

 

3.周りは自分の味方と思う

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私は仕事に復帰した当初「みんな手伝ってくれない」「自分でやらなければいけない」
といつも思っていました。

例えば家事に関しても、
「どうせ旦那がやっても中途半端だから私がやったほうが早い」とか、
仕事に関しても、
「人に助けを求めると、ワーママはこれだからと言われるのではないか」とか。

自分で決めつけて自分で済ませようとしていました。

そうしていると、自分で全て取り組まないといけなくなってしまうので、
当然自分が大変になります。

そんなある日仕事の関係で、
部長職の女性で双子のお子さんを持っている方にインタビューする機会があり、
私は自分で自分の首を絞めていたことに気がつきました。

彼女は「助けを求めれば、周りには自分を助けてくれる人がたくさんいるもの」
と笑顔で語ってくれたのです。

もちろん全ての人がいつも助けてくれる訳ではありませんし、
頼むのには礼儀も必要ですが、
周りの人は自分の味方になってくれるのかもしれないと気がつきました。

それ以来、旦那に自分が辛いと思っているので、お願いしたいことを伝えたり、
周囲にも自分の子供の状況を前もって伝えることで、突発的なアクシデント
(子供が熱を出してアポイントにいけないなど)
にも対応をしてくれるようになりました。

自分の思い込みは怖いもので時に自分を苦しめてしまいます。

周りには自分を助けてくれる人がいると思い、
まずは自分の状況を話しておくことをおすすめします。

 

4.育児休暇中にスキル磨き、勉強をする

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これは、職種やどの程度仕事をされたいかによりますが、
特にキャリアを今後も積んでいきたいと思っている方に強くおすすめします。

産休・育休はたかが、1年、2年と思っても意外とそのブランクは大きいです。

その上、復帰後はブランクがあるのに、
仕事に育児に家事にとマルチタスクをこなすことが必要になります。

また、30代は周囲はどんどん仕事を任されて成長をし、
新しいポジションについていく年代です。

仕事をセーブすることになると段々面白くない仕事ばかりが回ってくる、
自分の成長を逃してしまうということにもなりかねません。

私は、産休前にワーママさんで、
自分の思ったようなキャリアを歩めなくなってしまった方を何人も見てきました。

先ほど触れた通り、体力の低下も見え、気合だけでは何事も続かなくなる30代で、
仕事も育児もしていくには、自分自身のスキルを磨くしかないと思います。

皆さんのお子さんや家庭の状況によりますが、
子供が寝ている間に時間が持てる育児休暇中は何かしらのスキルを磨いておくことを
おすすめします。

私は、コンサルタントという職業ですので、
オンラインでビジネス関連の勉強をすることにしました。

時間は自分で好きな時に勉強できますし、課題提出にフィードバックももらえたので、
今までの自分の考え方や仕事の仕方を見つめ直す機会にもなりました。

周囲ですと、メインの仕事にかかわらず自分が興味を持っているもの、
副業としていつかやってみたいと思っていたことを勉強されている方も多いです。

私の同僚や友人の中でも、
整理整頓の検定試験や英語・中国語、フードコーディネーターなど
色んな勉強をしている方がいました。

動機は人それぞれですが、やはり長期間ずっと子供にかかりっきりで家にいると、
頭の使い方や仕事の段取りが鈍ってしまうので、
何かしらやっておきたかったという方が多いです。

仕事をされていると、なかなかまとまった長期間の休みは取れないと思います。

そう考えると産休・育休はても良いきっかけです。

今後もお仕事をされるのであれば、育児だけでなくこの時期をきっかけに、
自分自身を見つめ直すことや、やってみたかった勉強、読書などをされることを
おすすめします。

 

まとめ

以上が30代で出産をし、
仕事に復帰した経験から私が皆さんにお伝えしたいことでした。

仕事のキャリアも自分自身の体力も微妙な時期に立たされる30代ですが、
準備や工夫をすれば子育てを楽しみながら仕事にもその経験を生かし、
楽しい30代が過ごせると思います。

少しでも皆さんの参考になれば嬉しいです。

 

ライター名:YURI